こんなおれにも

今週のお題「憧れの人」憧れの人がいました。ココロがオレそうなくらい大好き

でした。おれからその人を取ってしまったら何も残らないくらい大好きで、憧れて

いました。ある日、その人はおれから奪い取られるように、いなくなりました。

交通事故でした。おれは復讐を誓いました。セカイがこんなに残酷ならば、おれ

も残酷になってやる、と思った当時のおれはチューニでした。でも、憧れの人が

毎晩、夢の中に現れ「あなたの言う事を何でも聞くから、セカイに復讐するのは、

やめて」というではありませんか。チューニとは言え、当時絶倫だったおれは夢の中

でも絶倫だったので、やりまくりました。一晩に20回やって2年くらい過ぎたころ

おれのココロにも秋風が吹いていました。「この女も飽きたな」まるで、秋の隙間

風のように、そんな思いがおれのココロを過ぎるのです。おれは、おれの憧れの人を

サーカスに売り飛ばして、自分好みの美少女型アンドロイドをつくりました。当時の

おれはチューニだったので、うまく拵える事が、できました。それでおれはおなか

いっぱいの日々を過ごしましたが、何か?「そんな夢を見た」と言う話です。ムキ

にならないでください。

 

以上、今週のお題「飽きを感じるとき」でした。もう、早くも秋ですね。わたしなん

かも飽き飽きしてます。女心とアキの空ですから。

 

 

おれの憧れの人が

今週のお題「憧れの人」机と情交していました。それは、もうラブラブで下手な

AVとか顔負けでした。おれは特別招待席でかぶりつき状態でした。おれはチューニ

だったので、女子の裸が珍しい年頃でした。許してあげてください。いや、別に

許してくれなくてもフツーにかぶりつきなんですけどね。てか、こんなシュールな

状況って、いつもおんなじ夢に決まってるんだから、許すも許さないもあるわけない

し。

そこで、次はおれとやる、と言うことになってチューニのおれは夢の中ですけど

憧れの人を、ものにすることができました。机が先にヤッていたので、幾分ゆるゆる

でしたが、悪くはなかったです。てか、ヤッてしまうと、憧れの気持ちが、フツーと

好きの中間より若干フツー寄りになってしまうもんだ、ということもわかりました。

まあ、もののついでだからと5,6回ヤッて終えました。当時のおれはチューニで

絶倫でした。もちろん、夢の中でですけどね。

 

しかし、既に気づいた読者の方もいらっしゃるかも知れませんが、夢の中では時間が

存在しないので順番待ちのようなことをしていても、すぐにおれの番になってしま

う。そうして60周くらいした頃でしょうか。夜が明け始めました。コレって現実?

と思っていると、椅子やら机やらは普段どおりの現実モードになり、すっかり、物体

のフリなどして、昨夜の乱交など素知らぬ顔、てか顔なんかないのですが、そんな

様子でした。

 

おれと憧れの人だけが人間形態のまま教室で二人きり。いいムードなのですが、おれ

通算5回掛ける60周くらいヤッてるので、もう、お腹いっぱいです。そそくさと

帰り支度を始めると、何と元憧れの人が「一緒に帰る」と言い出すではありません

か。おれはもう、本当におなかいっぱいだったので「おれは、もうおなかいっぱい

だから・・・」と言うと、「あたしも、おなかいっぱいで多分あなたの子だから

・・・」と言うではありませんか。「机の子とか椅子の子とか・・・」と言おうと

すると、「生物はあなただけだから。物体は無生物なので、妊娠させるとかムリ・・

・」と妙だけれども妙に論理的なことを言い出す始末。

 

結局二人でとぼとぼ帰り、そのまま夫婦になって幸せに暮らしました。

 

そんな夢を見た。と言いたいところですが、最後の部分はおれが強引に幕引きの

エンディングを付け足した。本当は「困ってるおれ」の部分で終わってるが、どうせ

夢だから、何でもいいんだ。ところで夢の中で「憧れだった人」になっちゃった

「憧れの人」は、その後どうなったか、と言うと・・・事務機の机屋と結婚して離婚

して、椅子職人と結婚して離婚して、ロッカーそのほかと駆け落ちしたり、いろいろ

あって・・・まあ、この話はいつか。長いし。夢の中なら時間は存在しないけど、現

実世界じゃ時間食うだけだし、さして面白くもないし、グダグダの終わり方で、リア

リズム文学みたいだし、読んで損したみたくなるし。ホント、グダグダだから。損し

た気分になるだけだし。グダグダなので。

夢落ちかよ!

今週のお題「憧れの人」おれは自分の声で目が覚めました。何の夢を見ていたのか、

既に記憶も無かったのですが、強い怒りの余韻だけが体の中に熱く残っていました。

おれは気分転換に修学旅行の写真アルバムを見ることにしました。おれの憧れの人の

顔を見たかったからです。しかし、おれの憧れの人の顔はありませんでした。女子の

顔が全部スヌーピーになっていたからです。ああ、これは夢だなと思っておれはもう

一度寝ることにしました。しかし、5時間たっても6時間たっても寝付けません。外は

暗いまま、夜が明ける気配もありません。ああ、これはやはり夢だ、夢の中では時間

は存在しないんだ、意識の世界には時間がないんだ、おれは当時チューニだったので

そんなことを考えていました。30時間くらいすぎたと気持ちの上で感じた頃でした。

ふいにおれは気づきました。夢の中なら睡眠不足で倒れる、ということはないのだし

もし、そこで倒れたら、どうせ夢の中なので、そのまま寝てしまえばいいのだ。なん

で体感時間30時間もかけて、その程度のことに気づかなかったのか。当時のおれは

頭のわるいチューニだったと思います。でも偏差値は78くらいでしたけどね。

ふん。まあ、自慢はさておき、おれはやることも無いのでそのまま寝転んでいまし

た。200時間過ぎた頃でした。おれは突然気づきました。意識の世界では時間が

存在しないのだから、今何も起こらないとすれば、永遠に何も起こらない。

 

というわけで、「今」もおれはココにいるのです。

 

 

 

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追伸。おれはネオヤンキーなので「シュール」とか言わないでください。

 

左上から

今週のお題「憧れの人」机が振ってきました。一個だけでした。おれの憧れの人は

その机に恋をして二人はラブラブおれは悔しくて持っていた椅子をぶつけてやりまし

た。そうしたら、いつまでたっても届かない。おれと憧れの人との中間まで行って

はタバコを一服、そこから更に中間まで行ってはタバコを一服・・・おれは当時

チューニだったので「ふざけるなよ!セカイ!」と怒鳴りました。その怒鳴り声でお

れが目を覚ましたらセカイが隣の椅子に座って一服していました。タバコはすってい

ませんでした。「おれは禁煙している」と聞いてもいないことを言い始めたので、あ

あコレは夢だろうと思って再び寝ることにしました。

 

そんな夢を見た。

 

斜め上

今週のお題「憧れの人」どうでもいいですが、あなたと言う人は斜め上を行き過ぎるのです。それは、もうとんでもなく斜め上です。こんなに斜め上だったら、いっその事、斜め上のプロになればいいのです。でも、そんなあなたが大好きです。

 

当時おれが憧れの人に書いたレターだぜ。初公開だぜ。はづかしいぜ。

昔おれには

今週のお題「憧れの人」好きな人がいました。大好きでした。憧れていました。

でも・・ある日、とうとう・・失恋しました。悔しかったおれは机をグラウンドに

放り投げました。そしたらいつまでたっても落ちてこない。みんなも真似して自分の

机をグラウンドに放り投げました。やはり、いつまでも落ちてこない。おれたちは椅

子だけの教室で授業をつづけ、やがて卒業して10年がたちました。南米の奥地でバラ

バラになった机の残骸が川の底で見つかったなどという話もなく、もう、20年になり

ます。おれらの机を返せよ!セカイ!みたいなおれは立派なチューニですよ。セカ

イは今日ものんきです。

 

だからおれは

今週のお題「憧れの人」書きたかったんだぜ。このテーマでよう。おれにとっちゃあ「憧れの人」=「大好きな人」ってえことで。だからよう、おれの話は、昔、そういう人がいました、こんなおれにもって、そこから始まるわけです。